企画展アーカイブ/ ARCHIVE

  • “ LA PHOTOGRAPHIE “
    M.G.RAIN 10周年展
    M.G.RAIN 10th ANNIVERSARY SHOW

    2024年9月28日 ~ 2024年10月27日
    28 SEPTEMBER 2024 - 27 OCTOBER 2024

    現代作家による写真の古典技法作品展
    monochrome works of contemporary artists with classical method of photograph

    藤田修 / Osamu Fujita,  Jeffery Graves,  Lloyd Greene, 泉大悟 / Daigo Izumi,   日下部一司 / Kazushi Kusakabe, 松井寛泰 / Hiroyasu Matsui,   森本洋充 / Hiromitsu Morimoto, 杉野信也 / Shin Sugino,   藤間謙二 / Kenji Toma, Wynn White,   安田雅和 / Masakazu Yasuda,   雨宮一夫 / Kazuo Amemiya.

  • 藤田修 展
    Osamu Fujita solo show
    「 LOST TIME : フォトポリマー・グラヴュール 」
    「 LOST TIME : photopolymer gravure 」

    2024年5月11日 ~ 2024年6月9日
    11 MAY 2024 - 9 JUNE 2024

    " LOST TIME " シリーズ全12点によるフジタワールド

    失われた記憶、時間、空間、物質。それらは極めて個人的なイメージの集積かも知れないけれど、形を持って作品化された時に普遍的な美術の力となると信じている。そしてイメージが版を通して物質化される瞬間に出会った時はこの上ない喜びを得る。 2015年から2016年にかけて作った 「Lost Time」 と題した12点のフォトポリマー・グラヴュールによる作品がまとめて展示されるという。是非とも多くの人に見ていただければ幸いです。

    藤田修

  • M.G.RAIN 春のセッション展 2024
    M.G.RAIN SPRING SESSION 2024

    2024年3月23日 ~ 2024年4月21日
    23 MARCH 2024 - 21 APRIL 2024

    オープニングパーティー 3月23日 PM 5時 ~ 7時(作家在廊予定)
    Opening party with Artists March 23rd, 5:00pm ~ 7:00pm



    4人の作家による作品展


    藤田修 / フォトポリマーグラヴュール
    Osamu Fujita / photopolymer gravure

    坂田峰夫 / オリジナル フォトグラム
    Mineo Sakata / original photogram

    田鎖幹夫 / エンコウスティック
    Mikio Tagusari / encaustic

    安田雅和 / カーボンプリント
    Masakazu Yasuda / carbon print

  • 雨宮一夫 展
    Kazuo Amemiya solo show
    「 EARTH WORKS : GELATIN SILVER vintage prints 」

    2024年2月3日 ~ 2024年3月3日
    3 FEBRUARY 2024 - 3 MARCH 2024

    オープニングパーティー:2月3日 PM5時 〜
    Opening Party with Artist : February 3rd, 5:00 pm 〜


    Monochrome Gallery RAIN 主宰 雨宮一夫の " EARTH WORKS シリーズ "
    1980年代に制作したゼラチンシルバープリントによる個展

    パリのフランス国立図書館 ( Bibliothèque nationale de France ) の展覧会                   ( 2023年10月17日 〜 2024年1月21日 ) ” Noir et Blanc, une esthétique de la photographie “ に、 1993年に収蔵された「 EARTH WORKS 」シリーズ の中から     選ばれた作品が展示されました。

    今回は、当時制作したヴィンテージ作品をご覧いただきたく、展示することといたしました。 このシリーズは、フランス国立図書館の写真版画部門名誉主席キュレターであった 故Jean-Claude Lemagny氏によりコレクションされました。

     “ I can not prevent myself to admire your EARTH WORKS very much. Because they are just in the middle of what I feel and think to be the most important in photography : the meeting of the matter things and the matter of photography itself.” (私は「アースワークス」を心から賞賛せずにはいられない。なぜなら「アースワークス」は、私が写真において最も重要だと感じ、思っていることのまさに中核になるものだからだ。すなわちそれは、事物のマチエールと写真そのもののマチエールとの遭遇である。)    Jean-Claude Lemagny / ジャン=クロード・ルマニー

    現在、他のシリーズも含め、雨宮一夫の複数の作品が同図書館に収蔵されています。

  • 森本洋充 展
    Hiromitsu Morimoto solo show
    「 カリタイプ 」
    「 KALLITYPE 」

    2023年11月4日 ~ 2023年12月10日
    4 NOVEMBER 2023 - 10 DECEMBER 2023

    オープニングパーティー:11月4日 PM 5 時 〜
    Opening Party with the Artist : 4 November 5:00 pm ~

    作家在廊予定 : 11月5日(日)& 11月11日(土) 時間は未定です
    Artist is planning on visiting the gallery on Sunday 5 Nov. & Saturday 11 Nov. ( time is not fixed )


    日本で6年ぶりの新作展
    New Work Show in Japan after an interval of 6 years

    今回、カリタイプ ( KALLITYPE ) の手法を使って制作された作品は、1971年、森本がニューヨークで発表した“ Before & After ” の作品アイデア( 写真の二次元から時間を取り入れて三次元にする )を発展させたものである。   カリタイプは、通常の写真工程 〜 現像、定着、水洗 〜 を行わない。 紙などの支持体に感光剤を塗り、ネガをコンタクトプリントして感光するだけである。 定着しないので、空気や光などに反応して、徐々に作品画像は暗くなっていく。 画像は、ある時点で変化を止める。 変化の停止時期は、作品ごとに異なり、同じものはできない。 森本は、数年の時間をかけて、日々の変化を観察し続けている。   “ 会期中も変化の過程にある作品 ” と ” 感光後すぐにスキャンした生まれたばかりの 作品画像 ” による三次元の実験的な展覧会である。

  • 松井寛泰 展 / Hiroyasu Matsui solo show
    「 サイアノタイプ 」
    「 CYANOTYPE 」

    2023年9月9日 ~ 2023年10月1日
    9 SEPTEMBER 2023 - 1 OCTOBER 2023



    オープニングパーティー: 9月9日, pm 5時 〜
    Opening party with the Artist : 9 September, 5:00 pm ~


    実験を重ねて辿り着いた緑茶による調色
    独特の色調で表現されたサイアノタイプ作品展


    <  作家の言葉 / Artist Statement  >

    人は誰しも心の内に幼少期の微睡みのような幻影を秘めているのではないだろうか

    未だ自我が定まりきらぬ一つの存在の前に世界は如何にして立ち現れてきたのか

    嘗て存在し得た光景 過ぎ去りし光

    記憶の残滓とも形容できるようなそれら微かな観念的世界を留め遺すこと

    松井寛泰 / Hiroyasu Matsui

     

      * サイアノタイプ (cyanotype) : 1842年に発明された写真技法のひとつで、銀以外の感光性材料を用いた最も古い技法です。「青写真」とも呼ばれています。20世紀には、建築設計図や技術図面などで頻繁に使用されていました。

  • 泉大悟 展
    Daigo Izumi solo show
    「 ゼラチンシルバー 」
    「 GELATIN SILVER 」

    2023年6月24日 ~ 2023年7月23日
    24 JUNE 2023 - 23 JULY 2023

    オープニングパーティー:6月24日 PM 5時 ~
    Opening Party with Artist : 24 June, 5:00pm ~

    作家は全日在廊予定です
    Artist is planning to visit the gallery each days


    新作展
    New Work Show

    霧の夕方。氷点下の朝。夏至の室内。

    これらの写真は、季節の中で私がひとり見つめた風景です。

    私は静かに見ていることができるものを作りたいと思っています。

    泉 大悟

  • ジェフリー・グレーヴス 展
    Jeffery M Graves solo show
    「 A SURVEY OF THE EASTERN PLAINS :
    プラチナ/パラディウム & アンブロタイプ湿板
    Platinum/Palladium & Ambrotype 」

    2023年5月13日 ~ 2023年6月11日
    13 MAY 2023 - 11 JUNE 2023


    プラチナ/パラディウム + ガラス湿板(アンブロタイプ)の作品展
    日本で初めての個展
    アメリカ(コロラド)から作家来日予定
    ( 6月3日 & 4日, pm 3時 ~ 6時 在廊予定 )

    Platinum/Palladium & Ambrotype (wet plate collodion) works
    His first solo show in Japan
    Artist is planning to visit Japan from Colorado-USA
    and on visiting the gallery on Sat. June 3rd & Sun. June 4th, 3 pm ~ 6 pm

    Artist Statement / 作家の言葉

    I have an interest in how we as humans use land. How the land reacts, what it gives up and how humans adapt to suit their use of the land. It’s hard to escape nostalgia when you study an area that is defined by what it has been. This landscape is shaped by the hand of humans and structures are built around the cycle of growth and decay. Symbols and relics of forward progress are all around us. However, many have been left to deteriorate and their efforts have been abandoned. Evidence of a relationship between the past and the present.

    The images from “A Survey of the Eastern Plains” are a culmination of wanderings in and around the Pawnee Grasslands in Northeast Colorado. An area that was particularly hit hard by drought along with the modern efficiency of farming making it difficult for smaller less successful land workers to survive.

    Working photographically in this landscape gives me an opportunity to step into the history of this land and its relationship to the present. The triumphs as well as the broken dreams of those who have come before it. I find myself placed into this puzzle imagining stories of this life. The moments of victory and the tragedies that have turned this region into what it is.

    私たち人間がどのように土地と関わるのか興味がある。その土地は、どのように反応するのか。人間は、自分たちの用途に合わせて、どのように土地を作り変えるのか。土地の歴史を調べていると郷愁にかられる。風景は、人間の手により変化していく。発展と衰退のサイクルの中で、さまざまな建造物がうまれ続けている。進歩の象徴や遺産は、すべて身近なところにある。ただ、その多くが手入れされることなく廃れ、人々の努力は置き去りにされてきた。過去と現在の関係の形跡である。『 A Survey of the Eastern Plains (東部平原の記録)』シリーズの作品は、コロラド北東部のポーニー国立草原とその周辺地域を、時間をかけて歩き、撮影した。この一帯は、農業の近代化をもってしても、厳しい干ばつで、生きることが困難な土地だった。ここでの撮影は、この土地の歴史や、それが現在にもたらしたことを考えるきっかけになった。そこには、成功だけではなく、破れた夢があった。人々の物語を想像し、思いを巡らせる。数々の喜びや悲しみのときが、目の前に広がるこの土地の景色である。

    Jeffery M Graves

  • M.G.RAIN SPRING SESSION 2023
    M.G.RAIN 春のセッション 2023

    2023年3月25日 ~ 2023年4月23日
    25 MARCH 2023 - 23 APRIL 2023

    6人の作家による作品展
    Show with 6 artists


    金井杜道 / Morio KANAI ゼラチンシルバー / gelatin silver 松井寛泰 / Hiroyasu MATSUI サイアノタイプ / cyanotype 白石ちえこ / Chieko SHIRAISHI ゼラチンシルバー / gelatin silver 田畑信之 / Nobuyuki TABATA ゼラチンシルバー / gelatin silver 藤間謙二 / Kenji TOMA リスプリント / lith print 容子 / Yoko ダゲレオタイプ & アンブロタイプ(湿板)/ daguerréotype & ambrotype 〜〜〜〜〜〜〜 作家在廊予定 / Artists' stay schedule 金井杜道 / Morio Kanai 4/22, 4/23 松井寛泰 / Hiroyasu Matsui 3/25, 3/26, 4/8, 4/9, 4/15, 4/16, 4/22, 4/23 白石ちえこ / Chieko Shiraishi 4/16, 4/23 田畑信之 / Nobuyuki Tabata 3/25, 3/26, 4/22, 4/23 藤間謙二 / Kenji Toma 3/25, 4/23 容子 / Yoko 3/26, 4/2, 4/15

  • 雨宮一夫 展 / Kazuo Amemiya solo show
    「 Camera Distance : プラチナ/パラディウム 」
    「 Camera Distance : platinum/palladium 」

    2023年2月4日 ~ 2023年3月5日
    4 FEBRUARY 2023 - 5 MARCH 2023


    新型コロナウイルスの感染状況により、開廊日時変更の可能性があります。
    ご来廊前に、再度確認くださいますようお願いいたします。
    It is possible that our show schedule will be changed
    by reason of COVID-19.
    Please check our latest informations before your visit. Thank you.



    蜜蝋を使ったオリジナル技法による新作展
    New Work Show

    Camera Distance

    被写体との距離感は、感情をコントロールするような気がする。

    カメラと被写体との瞬間的な距離(Distance)の間に、

    ずっと前から出会いたかった光景が立ち現れることがある。

    「描かねばならないイマージュ」を捉えるCamera Distanceの瞬間だ。

    今回は、この距離感を基軸にまとめた新作展である。

    雨宮一夫 / Kazuo AMEMIYA

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